2020年8月2日 30/22℃ 晴れ
今回は何を観察するか決まらないまま日曜日を迎えました。
当てもなく車を走らせ訪れたのはシギチがよく見られる海岸。
今季はシギチの渡りが早まっているようで、あちこちで確認情報を
唯一見られたのは先月23日にも確認していたホウロクシギ。
未だ滞在していましたがこの時は観察しにくい場所で採餌をしてい
これ見よがしに魚を獲る姿が滑稽でした。
海沿いでシギチの観察ができないのであればジシギが見られればと
これといった成果が挙げられず彷徨いながら行き着いた先はショウ
住宅地の電線で羽を休めるショウドウツバメは前回(先月23日)
一部になりますが群れの様子をスマホで動画撮影。
ピークを迎えつつあるようでしたが、もう間もなくすると更に10
静止画で群れの大きさを表現するにはどうしたらよいものかと試行
群れが大きくなればなるほど色々なシーンが見れるもので居場所を
どう見ても止まれるスペースが無いような場所に割り込んでくる個
個体数が多くなったことで落下物が雨のように降ってくるのでなか
観察を終える頃に私の車は電線に沿う形で真っ白になっていました
悲惨な状態の車のことなど露知らず、暢気に伸びをするショウドウ
猛禽が中継地に近づくと群れが一斉に飛び立ち、空一面がショウド
昨年の秋に長崎県で見たアカハラダカの渡りを彷彿とさせる光景で
繁殖地である北海道から秋田へ渡り、次の中継地は一体何処なのか。
ふとした疑問からTwitterで疑問を投げかけるとフォロワーさんより岡山県が中継地となっていることを教えて頂けました。
流石に岡山県まで一気に南下することは考えにくいので、もう1~2ヵ所中継して渡っているものと考えます。
どのようなルートで渡り、他の中継地はどのような環境にあるのか
他県のバードウォッチャーとコンタクトを取ることができたら、ど
ショウドウツバメの観察を終えた後は休耕田に場所を移動。
こちらで確認できたのはセイタカシギ1羽のみ。
眠かったのか片足を引っ込めてあくびをしています。
数年前この休耕田を見つけた頃はあちこちに休耕田が点在し転々と
春の渡りのシーズンは田植え前の水の張った田んぼで淡水域を好む
不意に見せた伸びのポーズ。
他にも何ヵ所か休耕田を把握しているものの、草がボーボーで観察
せめて海岸が賑やかであれば旬な観察を楽しむことができるのです
更に秋田沖には大規模な洋上風力発電の建設が計画されており、こ
もっと動物たちにも優しい未来を計画してくれるとよいのですが・
暫く畦道で羽を休めていたセイタカシギは思い出したように田んぼ
『何かいるかな』
脚だけではなく嘴も長いので頭を突っ込む必要はなさそうなもので
捕らえた獲物は一瞬で飲み込んでしまうため、撮影した画像を拡大
忙しなく採餌を続ける姿を眺めていると『ケケッ』という鳴き声を
「誰か来たのか?」と思い周囲を見渡すとチュウヒがヒラヒラ低空
おそらく急に現れたチュウヒに驚き飛び立ったとものと推測します
セイタカシギは休耕田を中心に旋回を続けたので、シャッターチャ
白、黒、赤とコントラストが強い色合いをしているためどんな風景
飛翔速度もあまり速くはないので巧みな狩りの能力を持つ猛禽に狙
休耕田に戻ったセイタカシギは何事もなかったように再び採餌を始
それでも端境期とも言えるようなこの時期にじっくりと観察させて
真夏を思わせる暑い一日でしたが、東北北部は未だ梅雨明けの発表
今年は梅雨明けの発表が無いままお盆を迎えそうですが、週刊予報
暫く蒸し暑さとの戦いが続きそうです。
次の観察日には良い条件で観察できることを願ったところで本日の