2021年1月16日
今回の日記は【年末年始は近所で野鳥観察】を一端お休みして10
先週は木曜日の大規模停電から始まり金曜日の夜から土曜日の朝方
災難はこれだけに留まらず、極寒のなか長時間停電が続いた影響で
多分に漏れず我が家のボイラーも故障してしまいお湯が出なくなり
業者の作業が追い付かなければボイラーの在庫も無くなり、部品の
我が家も春まで冷水生活が続きそうです・・・
大雪の影響で立ち往生が相次いだ秋田市内は除雪がフル稼働となり
しかし住宅街などを通る市道などはまだ順番待ちといった状態。
勿論自宅近くの農耕地は雪に閉ざされ立ち入ることが出来ません。
その他の地域はどのような状態にあるのか、今後の観察のことも考
今回主に巡回したのは男鹿市及び大潟村周辺の地域。
秋田市を北上する形で潟上市を通過すると途端に雪の量が減ったよ
どうやら今回の大雪は秋田市以南の地域で纏まった量の雪になった
木曜日の夜は大荒れだったこともあり、避難してきた海鳥が居ない
鳴かず飛ばずの時間が続き車を走らせているとハギマシコが1羽道
ふと見れば道路沿いに群れるハギマシコたち。
昨年の秋から度々観察の機会に恵まれていますが、今季は全国各地
嬉しい出会いに喜んだのも束の間、通り掛かった車を警戒して1カ
暫く周辺を捜索してみたものの再び目にすることは出来ず、後ろ髪
海を眺めながら走行しているとやけに白っぽい鳥が沖合いの波間を
直ぐに脳内図鑑との照合を始めましたが思い当たるのは♂のミコア
しかしミコアイサは湖沼で見ることがほとんどで、普段見る生息環
違和感を感じ確認してみたところ驚いたことに♂のコオリガモであ
上の写真は最大まで拡大したもので実際に撮影した画像は米粒ほど
どの位置から見ると一番近くで見ることが出来るのかと右往左往し
一瞬でしたが独特の羽の模様からトラツグミであることが分かり、
「この実を食べに来ていたのだろうか?」と見ているとイソヒヨド
私が目の前に居ることなど気にする様子もなくブルーベリーのよう
後から調べて分かりましたがこちらの植物は車輪梅(シャリンバイ
花が梅に似ていて葉が枝先に車輪状に集まることが和名の由来とな
車輪梅の実がこの場所にあると把握して鳥たちが飛来するのであれ
40分ほど待った頃、不意にトラツグミが飛来。
しかし直ぐに車輪梅の実を啄むことなく周囲の様子を伺っているよ
暫く雪の上に留まると安全であることを確認したのか急ぎ足で駆け
撮影角度が悪く実を咥えた姿は見にくくなってしまいましたが、4
やはりこの場所に実がなっていることを知り定期的に飛来している
昨年の春には自宅近くで観察を重ねていましたが、車内から見るこ
大型ツグミ類でも特に体長の大きなトラツグミを間近で見た印象と
肝心のコオリガモは一向に近寄って来る気配は見られず、ずっと同
寧ろ遠くなったようにも思えましたが、秋田ではなかなかお目に掛
期待のトラツグミも飛来せず待ち惚けの時間が続いたところで思い
そちらでも何か見られるのではと思い移動してみたところ、思った
ざっと見たところイソヒヨドリ・シロハラ・ツグミ・ヒヨドリが実
先ずはシロハラの観察をと考えましたが警戒心の強い個体が多く撮
姿が見えても松の木に隠れるようにして止まることが多く、実を食
それならばとのんびりとした様子のツグミを撮影してみることに。
良いモデルさんだったので観察というよりも撮影を楽しませてもら
私のように観察だけではなく撮影も趣味としている者にとってはこ
ちょうど雪がちらついてきたので縦構図でも撮影。
一頻り観察と撮影を楽しませてもらったところで場所を移動し車を
10羽ほどの群れが吹き曝しの畑で採餌をしているようでしたが、
カワラヒワかなとも思いましたが気になったのでバックオーライ。
しっかりと確認してみたところハギマシコであることが判明。
この場所は海から離れており海沿いでしか観察したことのなかった
始めは距離が離れていたもののどんどん車道側に近付いてきてくれ
こちらを警戒することなく採餌をしていましたが、実際のところ厳
秋に岩場で観察した際には餌を巡っての競合はなくのんびりとした
「食べる部分があるのか?」と思うほど痩せ細った植物を啄んでい
目の前に居ても黒っぽく見えるハギマシコたちを観察していると僅
この僅かな時間、せっせとシャッターを押しましたがこれといって
運が良いのか悪いのか・・・
盛り沢山の10日から一転して11日はほとんどシャッターを押す
昨年は暖冬の影響で一度も凍ることが無かった八郎潟調整池。
嘗て湖としては日本で二番目の面積だった八郎湖を干拓して造った
日本最大の干拓地は残存湖に囲まれるような地形をしており、北帰
大潟村及び周辺の田畑は一面雪に覆われ観察場所としては閉ざされ
生活道路となっている場所は除雪されていましたが、東部・西部承
暫く大潟村に足を運んでいなかった間に積雪量は増え、雪の影響で
一部のエリアでは居残り組が田んぼで餌を採っていましたが、今後
秋田の冬は1月下旬から2月上旬までが最も厳しさを増しますが、
観察場所がかなり制限されてしまいましたが、いつもと違った冬は
本日の観察日記はここまでとなりますが、来週は【年末年始は近所