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2026年1月5日

 

 

 

本日更新の日記は昨年12月21日の観察から。

 

この日は今季初となるオオワシの観察へ。

 

特定の場所へオオワシが渡来するようになって15年。

知人の情報によると今季の初認は昨年11月22日とのことでしたが、私は久しく足を運んでいなかったため未だ会えずのままにいました。

 

約10ヶ月ぶりの再会を楽しみに、お決まりのルートを辿ってオオワシの止まり木を覗いてみると…

 

残念ながらお留守。

狩りに出掛けたのか、それとも別の木に止まっているのか。

狩り場周辺を簡素に見て回ったものの、確認できたのはオジロワシのみ。

 

 

こうした事はよくあるため血眼になって探す必要はありません。

「そのうち戻ってくるだろう」くらいの心持ちが丁度良く、オオワシが戻るまで行き当たりばったりの探鳥を楽しむことに。

 

 

車を走らせて間もなくの出来事。

明らかに体長の小さなハシボソガラスを複数目撃しました。

 

この時に思い出したのは2024年11月、稚内で観察できたサハリンから渡来した個体群。

普段目にするハシボソガラスに比べ体長が小さく嘴が短いといった特徴を持っていましたが、当時撮影した画像がこちら。

 

 

同じ特徴を持つハシボソガラスを目にして「サハリンから渡来した個体群では」と思いましたが確信が持てません。

検証に必要な画像を残さなければと考え、飛ばさないよう慎重に農道を進むと…

 

視界に飛び込んできたのは田んぼの縁に潜むコミミズク。

 

 

全く意図せず農道を進んだため気付いた時には至近距離。

しかしコミミズクは私を気にする素振りを見せません。

 

コミミズクは警戒心が強まると頻りに首を振り落ち着かない様子を見せますが、この時はヒシクイを眺める程度の動きでした。

 

 

繁殖期はどのような暮らしをしているのか知る由もありませんが、日本へ冬鳥として渡来するコミミズクは時として集団塒を取ることもあります。

 

これまでの観察例からも付近に複数の個体が潜んでいるのではと双眼鏡を覗いてみたところ…

 

 

一見して田んぼを写しただけに見えるこちらの画像。

特定の部分を拡大すると別個体を写した画像であることが分かります。

 

 

この時は併せて2羽を確認できましたが、おそらく私の見落としもあったはず。

他に潜んでいる個体が居ても不思議なことではありません。

 

 

双眼鏡とカメラを何度も持ち替える私でしたが、目の前のコミミズクに特段の変化は無し。

まるで私が見えていないかのような立ち振る舞い。

 

幾ら写真を撮ったところで何の変化も無く、強いて言えば角度を変えるにより羽縁の摩耗を見て取れたくらいでしょうか。

 

 

こうした状態から齢の進んだ個体であることは察しがつくものの、性別などその他の情報については見た目だけで判断することができません。

 

気付いてみると当初観察を考えたハシボソガラスの小群は居なくなっており、コミミズクの観察はここまで。

 

ハシボソガラスの行方を追って車を走らせると、車道脇に小柄なノスリを目にしました。

 

 

こちらの写真からサイズ感を伝えることはできませんが、通年見られるノスリに比べるとサイズが異なります。

 

ハシボソガラスと同様、北方から渡ってきた個体ではないでしょうか。

 

過去の日記でも取り上げたことがある冬季に見られるノスリについて。

ノスリが渡るという習性を知らなかった当時から(私が野鳥観察を始めて一年が経過した頃)冬季に見られるノスリは小柄な者が多いと感じていました。

 

 

私以外にこの点について触れる人が居なかったため、考え過ぎかと思ったこともありましたがそうではありません。

 

しかし体長以外に根拠を示す特徴が見当たらず、あくまでも私の憶測に過ぎませんが、冬季に見られる個体の多くは北方より渡ってきた個体と考えます。

特に大潟村ではこうしたノスリを頻繁に見かけるため、是非注目してもらいたいポイント。

 

 

小柄なノスリの撮影を終えると急激に天候が悪化。

車の屋根を打ち付ける雨音が煩く感じるほどの土砂降りに。

 

 

肝心のハシボソガラスが見当たらず元居た場所へ戻ってみると、コミミズクは依然として同じ場所へ留まったままでした。

 

 

相変わらず時々顔の向きを変える程度の動きだけでしたが、雨によって顔が濡れないよう風向きを気にしている様子。

 

 

そうした様子を撮影した動画がこちら。

 

 

改めて映像を見てみると何を伝えたいのかさっぱり分かりません。

 

長居したところで何が変わる訳でもなく、最後に正面から撮影させてもらいこの場を後にしました。

 

 

「そろそろオオワシが戻る頃では」と予想する私の気持ちを察してくれたのか、止まり木にあったのはいつもの姿。

 

そしてこの日はゲストの姿も。

 

 

双眼鏡越しに見るオオワシは昨季に比べると頭頂や胸に一層白い羽が目立つようになり「お互い歳をとったな」と語りかけるよう眺めていました。

 

現在は冷え込んだり緩んだりを繰り返す秋田県ですが厳しい冬はこれからが本番。

故郷へ帰るまで飢えることのないよう元気に過ごしてくれることを願うばかりです。

 

本日の観察日記はここまで。