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2025年11月3日

 

 

 

本日更新の日記は10月13日の観察から。

 

10月の三連休は一泊二日の日程で晩秋の北海道へ。

今回は乗馬を目的とした小旅行であったため旅行記の更新はありません。

 

 

旅先から戻った12日の夜。

自宅上空を沢山のコハクチョウが渡り、今季初認となるオオハクチョウの鳴き声を耳にしました。

 

 

ハクチョウたちの鳴き声は深夜も響き、なかには自宅近くに塒を取った個体も多かったことでしょう。

こうした様子から翌日13日はハクチョウの観察をしてみることに。

 

 

塒立ちの遅いハクチョウに合わせて農地へ繰り出すと、稲刈り後の田んぼに白い物体がずらり。

 

体長が大きいだけあって誰が見てもハクチョウだと一目で分かります。

 

 

田んぼで見られるハクチョウは秋田県民にとって当たり前の光景ですが、シーズンの始まりは感慨深く思う方もいらっしゃるのでしょうか。

車を停める人の姿もありました。

 

「お疲れさん」という労いの気持ちで彼らを眺めていると次々にハクチョウが飛来。

 

 

自宅近くの農地は渡りの中継地となっているため多くの個体が立ち寄ります。

 

 

来る者もいれば去り行く者も。

ヒヨドリの群れが見られるようになるのもこの時期。

 

 

暫しハクチョウを眺めたあとは前週に引き続きセキレイ科の渡り鳥を探したものの、残念ながら成果は振るわず…

 

流石にシマセンニュウも抜けており、7月下旬から続いた自宅周辺の観察に区切りをつけなければと思わされました。

 

農地での探鳥が不振に終わり男鹿半島へ繰り出すことも考えましたが「この時間から」という思いに加えて空振りに終わることも想像できたため、今一つ気持ちが進みません。

 

 

定まらない行き先にぼんやり辺りを眺めているとミヤマガラスを目撃。

私にとって今季初認の個体群でしたが、よく見るとノスリがモビングを受けながら飛んでおり非常に鬱陶しい様子。

 

 

この直後、同様に絡まれるハイタカの姿も。

 

 

一連の様子を眺めていると立て続けに2羽のノスリが通過。

 

 

ここで思い出したのは私が北海道へ行ってる間、秋田は雨が続いたという話。

足止めを食ったノスリが一気に渡るのではと思い、北の方角を眺めてみると…

 

 

2羽から3羽に、3羽から4羽へと渡りのノスリを確認でき予想が当たるものと確信。

 

 

できるだけ渡りのルートへ近付けるようにと場所を移動して間もなく…

 

「来た!!!」

 

 

肉眼で確認した後、双眼鏡を覗くと遠方の空には沢山のノスリが控えていました。

 

こちらへ接近しつつあるノスリを必死にカウント。

最接近のタイミングでは記録用の写真を撮影。

 

 

できる限り多くの個体を取り込めるようズームレンズで撮影を行いましたが、少々引き過ぎたかもしれません。

 

 

実際の見た目は画像よりも大きく見えていたため勿体ないことをしたようにも思います。

 

 

当初は一方向から流れてきましたが、時間の経過と共に北東方向からも群れが流れてきたため一時カウントが追いつかない場面も。

 

想像以上の数が一気に押し寄せ、福江島で見たハチクマの渡りを彷彿とさせました。

 

 

ノスリの当たり日に出会したのは今回が二回目。

 

初回は遡ること15年前。

2010年の秋でした。

 

 

シギチの観察を目当てに海岸へ繰り出すと、北の方角から列を成して飛んでくるノスリを目撃。

 

今回とは様子が異なり鷹柱は見られませんでしたが、多くの個体が頭上を通過。

約一時間ほどそうした光景が続いたでしょうか。

 

 

当時の私はノスリが渡ることを知らなかったため、何が起こっているのか理解できずにいました。

「不思議な現象を目にした」そんな気持ちでいたことを記憶しています。

 

今思えばあの時が当たり日だったのでしょう。

 

 

今回もまた滅多に見られない光景とあって、一人で楽しむには勿体ないと近隣に住む鳥屋を非常呼集。

 

8時30分頃にミヤマガラスに絡まれる個体を目撃してから一時間のうちに329羽をカウントしました。

 

短い時間ですがスマホで撮影した鷹柱。

こちらの動画が肉眼で見るものに一番近かったように思います。

 

 

その後もノスリの渡りは断続的に続き、拾いきれなかった個体が多くいたかもしれません。

 

 

記録用にと撮影した画像を見直してみると同じような写真ばかり…

 

福江島の旅行記にも綴りましたが、タカの渡りは撮るものではなく眺めるものだと改めて思わされました。

 

 

10時を過ぎた頃から失速したものの、10時30分の段階で514羽をカウント。

 

 

その後は単発的に飛んでくる個体が多くなり、ツミやハイタカが高空を通過。

 

 

タカの渡りを観察してる間にもハクチョウの渡りは断続的に続き、この日は1000羽を超える個体が南下したものと思われますが、なかにはマガンと編隊飛行する個体も。

 

 

ノスリの渡りが落ち着き、ツミがパラパラ渡るようになるとゲストが登場。

こちらのチョウゲンボウは地元の住人です。

 

 

その後は大きな山場も無く13時にカウントを終了しましたが、この日の渡りは8時30分〜10時30分のニ時間に集中しており、最終的にカウントできたノスリの数は556羽に上りました。

 

この他に見られたのはハイタカ7羽、ツミ28羽に遅めのハチクマが1羽。

一時カウントが追いつかない場面もあり数字としては正確なものではありませんが、思いもよらない光景に嬉々とした一日でした。

 

 

私の観察は運任せのものが多いため次にこうした光景を拝めるのはいつになるか見当もつきません。

再び運が巡ってくることを心待ちにしたいと思います。

 

 

本日の観察日記はここまで。